【アクセサリーの作り方】ゴム型編その6
ゴムも焼き終わり、周りのはみ出した部分も切り取ったので、これで最後の工程です。
これからメスで切り開くのですが、まずは切るのに邪魔な円錐台を取り除きます。
私はいつもメスの柄の部分でほじくり出します。
円錐台が取れたら、浅い切り込みを一周入れます。
ただ真っ直ぐ切るだけではなく、後でゴムがずれにくいようにギザギザにしたり凹凸をつけたりして切るのが大事です。
その後ゴムをチカラいっぱい開きながら切っていきます。
半分位切り進むとこんな感じになります。
この工程の難しいところは、中身が見えない状態で切っていかなければならないこと。そのへんは経験でカバーします。
(2液混合型のゴムだったら、透明なゴムもあります)
切り終わったゴム型はこんな感じです。
私はこんな感じで4隅を凹凸にしています。
このゴム型に溶けた蝋を流しこんで複製するわけです。
(複製したものは、多少手直ししないと使えません。)
量産するにも結構な手間暇を掛けているんですね。